オレ様になりたくて…。
ふと、チャラ男に目をやると完全にダウンしていた



チッ



ここに置いておく訳にもいかないし…

仕方ないか

何とか体を抱えてアタシの部屋までチャラ男を運ぶ

玄関先でさすがのアタシも力尽きた

乱暴にチャラ男の体を落とすと

今度は両足を抱えて、取り敢えず部屋まで引きずった

重ッ

まるで死体だよ

死体になってもこいつチャラいんだろな

想像してみて、ほんの少しアタシの口角が上がった

こいつといると随分、振り回されるけど、忘れそうになっていた笑い方を思い出させてくれる

完全に潰れてるチャラ男の顔を見てそんな事を考えていた



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