求*幸福~愛しい人はママだった~【完】

☆戸惑い…



遅めのランチを休憩室でとりながらメールの確認をし、滝沢さんからまたメールが来たことに驚きと、そしてなぜか、嬉しい時のように気分が上がっていた。



そしてどうしようか…また、ここ最近の戸惑いと悩みが復活してしまった。



明日は、実家に久しぶりに紗彩を連れていくと約束していたから、その間なら、1時間くらいなら平気かと考え、午後2時から1時間だけなら…と返事をした。



きちんと話を聞くのも必要だと、無意識に自分に言い聞かせながら。



すると、直ぐに、『ありがとう!…栄町駅出て正面に、落ち着いたカフェがあるんだ、そこに2時でいいかな?俺、最寄り駅なんだよね。』
とかえってきたのでOKしてから仕事に戻った。



自分でもよくわからない高揚感を感じ、それからの半日は何故か笑顔が自然と溢れていた。











< 100 / 261 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop