求*幸福~愛しい人はママだった~【完】

☆迷惑でしかない


クリスマスのほんのひとときの幸せと引き換えに、私は、紗彩と翔哉に迷惑かけるしかない存在になってしまった。

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「ちょっと…私の部屋に来てちょうだい」と店長に呼ばれたのは、買い物から2日たった日の夕方。



「これ……あなた、よね?」と、店長のデスクトップパソコンの画面を見させられた私は、そこに写し出された写真に驚き、更にコメントには衝撃を受けた。



しばし、無言の私に「あなた、ね?」再度聞いてきた店長。



責める風でもなく、事実の確認、とでもいう、調子だ。




「っ…あ…はぃ…私と娘…です。」店長の目を見ながら答える。



「っでもっ!!コメントは、全然違ってますっ!ただっ、ただ買い物した、それだけ…なんです…信じてください!!」思わずデスクに両手をつきながら大声を出していた。




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