Survival Travel
ゆっくりと、スローモーションのように。
昴くんを支えてたロープが切れてはしごが傾き、倒れていく。

嗚呼神様。
どうして私達をこんな目に遭わせるのですか。
私達が何をしたと言うのですか。
神様なんて本当に存在するのですか。

『…!』
奏流「…」
千里「…」
疾風「…」

誰も何も喋らない。
私達の位置から昴くんは確認出来ない。

だからもしかしたらちょっと怪我したくらいで、軽傷で済んだのかもしれない。
どこかのアクション映画みたいにすたっとスタントマンのように着地してみせたのかもしれない。
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