先輩がドジ女に恋をした。



「か、彼女!!!???」




その言葉に大きく反応して

また顔を火照らせる。



「うん。

俺とつきあってほしい。

彼女になってほしい。」




「あ、あの・・・・びっくりしちゃって。

えっと・・・・」



「俺じゃ、だめかもしれないけど「そ、そうじゃないんです!!」



え?



「すごく、いい人だと思います。
階段でわたしがぶつかっちゃったあの日も、先輩は一回もわたしを責めなかった。
はじめてなんです。
あんな風に、優しく『大丈夫』って言ってくれた人。

すごくうれしかった・・・・。

その前に、普通はみんな階段から人が落ちてきたらよけるのに
先輩は受け止めてくれて。
すごく優しい人なんだなって、そう思いました。」




好きな人に褒められるのが、こんなにうれしいなんて・・・・


知らなかった。




俺、この言葉だけで1ヶ月は頑張れる。











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