努力のつばさ

入部

入学式も終わり、俺はバスケ部の見学にきていた。
なんつーか、、、ふつう。けっして弱くもなく強くもなく、ふつう。

バスケ部主将「じゃあ新入生はあつまってくれ!」
新入生「はい!」

バスケ部主将「主将の新垣だ。183㎝のセンターだ。左のやつから順に自己紹介してくれ。」

新入生A「荒木 真です。176㎝でポジションはFでした。」
新入生B「津田 平助です。168㎝でポジションはGです。」




良太の番がきた

良太「要 良太です。175㎝のSGでした。」

新垣「ん、、、要ってあの要か、、、?」
良太「たぶんあの要です。」

新入生C「要君ってゆうめいなの?」Cが荒木に聞く。
荒木「あいつ一人の力で超弱小校が県大会常連になったんだ、、、2年で。」

まわりの新入生達がさわぎはじめていた

新垣「ちょっとあいつと1on1してみてくれないか?」
良太「、いいですけど、、、」

良太は気がむかなかった。いきなりここで目立ってしまったら3年たちからよくない目でみられることは明らかだったからである。

良太「中学のときもそれで苦労したのにな、、、」
しかし、バスケでは良太は手加減はしない人物だった。

先輩「米田 将だ。一応レギュラーでSGだ」

良太「よろしくおねがいします。」

二人の1on1が始まった。

良太からのボールでスタートした

良太はボールをもらった瞬間迷うことなく3Pを放った。ボールはきれいな弧を描き、そのままゴールに入った。

新入生「おおー!あの距離からいれやがった!?」

米田「やるねー」

米田はボールをもらい、フェイクを入れてドライブするがあっさりと良太にスティ―ルされた。
良太「先輩にはわるいっすけど、その程度のドライブじゃ一生俺はぬけませんよ?」
米田「あ?」

良太「フェイクはこーやってつかうんすよ」
良太は米田のフェイクを超えるフェイクで米田をぬいた

そしてそのままレイアップをきめた。

米田「うめーうめーわ、、、新垣!こいつほんもんだ」

新垣「よし、要、、、良太でいいか?明日からレギュラー組のれんしゅうな?」

新入生「すげーーいきなりだよ!」

良太「わかりました」

荒木「ちょっとまってください!なんであいつだけなんですか!俺にもチャンスをください!」

新垣「、、、、良太!あいつと1on1してくれ」

良太「りょうかいっす」
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