まっすぐなキミにまっすぐな愛を。



学校1のお方を置き去りなんて…っ


あたしのバカやろー!




「あー…気にするな。俺も急に悪かったな。

あと、そんなビクビクするな(笑)

誰も取って食いはしねーから。」




見抜かれてました、よね。

肩、ガチガチに力入ってたの。



ていうか先輩…優しー…。

さすがエース…
みんなの憧れ…!!



いつの間にか教室に入ってきていた先輩は、あたしが座ってる机に軽く腰掛けた。


それだけで絵になるようなズルい人。



そんな先輩と話せるチャンスを女子の皆様が見逃すはずもなく…。



『立石先輩~っ!』



ずいずいって女の子達があたし達の周りに押し寄せてきた。






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