スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
そんなこんなで…楽しいランチタイムは、あっと言う間に終った。
「放課後が楽しみだね!」
あたしに軽くウィンクをして、美琴は机を元の場所に戻した。
楽しみなのは美琴だけでしょ?
はぁ…いつもこうなんだから。
心の中で深いため息を落としていた。
そして、はじまった午後の授業。
あれ…だれ?
教室の中に入って来る倉石先生の後ろに、もう1人…誰かが入って来た。
「キャ──────ッ!」
その人物を目にした瞬間。
クラス中に響き渡った…歓声。
そう。学園のアイドル…ダイちゃんの登場だった。