スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
どうしてダイちゃんがいるの?
「ヒナ、早川先生の登場だよ!」
隣で美琴が甲高い声を出してはしゃぐ。
「早川先生、どうしているの~?」
「早川先生が授業するんですか?」
クラスのみんなが倉石先生の存在を無視して、ダイちゃんにそれぞれ喋りはじめた。
それに対して、ダイちゃんはちょっと困ったような渋い顔をしている。
あたしは1番後ろの席から、その様子を静かに見ていた。