スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

どうしてあたしの後ろなのよ!


『あっち言ってよ~』…って


心の中で何度も訴えた。



今日はあいにくの曇り空で、どんよりとした黒い雲が太陽を隠している。


それなのに───・・・



あたしの背中はジリジリと太陽の光を浴びているよう。


ダイちゃんが自分のすぐ後ろにいる。


ただ…それだけなのことなのに


落ち着かなくて授業に集中できなかった。
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