スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
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「……失礼します」
あれ?
職員室の中がやけに静かだと思ったら、誰1人として先生の姿が見えない。
みんな、どこかに行っちゃったのかなぁ。
でも、誰もいないなんて不用心すぎない?
「って言うか…これ…どうしよう」
手に持っているアンケート用紙とにらめっこしてみる。
「先生にメモを残して、机の上に置いておくのが1番いいかな?」
そう考え、カバンの中から手帳を取り出し、それを1枚破いて伝言を書く。
「えーと。倉石先生へアンケートですが……」
「なにしてんだ?」
「うわぁあ~っ!」