スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
どれくらいの時間、そうやって待ってただろう。
ヒナと同じ制服を着た高校生を見るたびに、急いで席を立とうと…したりして。
よくよく考えてみれば…仲間との飲み会を断ってまで、自分でも…なにやってんだって思う。
それでも…どうしても、待ってしまう自分がいた。
はじめて…自分で自分のことがわからなくなった。
そうとしか、説明しようがない。
「コーヒーのお代わりはいかがですか?」
ウェイトレスが3杯目になるコーヒーを勧めてきた。
学校でもさんざん飲んでるし、もう飲めねぇよ。
「結構です…」って店員に言おうとした時……