スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
その後…ヒナはまた黙り込み、しばらくの間海を静かに眺めていた。
そんなヒナの様子を隣に座って、時々見つつ…俺はなにも言葉をかけてやれなかった。
20歳を過ぎたら、もう大人だって思っていた自分だったけど
この時…改めて、自分の無力さを実感したのかもしれない 。
隣に傷ついた子がいても、なにを喋ればいいかさえわからないなんて──・・・
自分のことがはがゆくて…たまらなくなった。
悔しいくらいなにもできなくて無力な自分を思い知るだけ…。
それなのに、ヒナが突然、思ってもみない言葉をもらした。
『ダイちゃんが…いてくれてよかった』