スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

振り返ると、さっきのアフロヘアーの人よりも背が高い男の人が笑いかけてきた。


「あの…助けてくれて、どうもありがとうございました」


「やっぱり、その制服ってすごいかわいいね。それにキミもめちゃくちゃかわいいし!」


ジロジロと舐めるように見る視線。


やっぱり、この人もさっきの3人組と同じなの?


「あたし用事があるんで…」


早くダイちゃんに電話しようと思い、その場を離れようとした。


「ちょっと待った!オレが連れていってあげるよ」


「……1人で大丈夫ですから」


「ホントにいいの?」


「……はい」


「オレ 大地がいるところを知ってるんだけどな!それでも断っちゃう?」


そう言って得意げな顔をし、さっきより3割増しの笑顔を見せる。


「えっ!? だいち…?」
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