スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
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その後、服を着替えたヒナが急に朝ご飯を作るって言い出した。
「ダイちゃんは卵焼きと目玉焼きだったら、どっちが好き?」
で、俺はその姿をソファーに座って観察中。
「どっちでもいいよ」
「どっちか、ちゃんと言ってっ!」
後ろを振り向いた…ヒナがキッと俺を睨む。
「じゃ、目玉焼きでよろしく」
「クスッ。了解しましたっ!」
楽しそうにキッチンに立ってるヒナ。
この姿を毎日、見れたらいいのにな。
暇だから…俺とヒナの未来のシュミレーションでもしてみっか。
と、妄想を楽しんでいたら
「ダイちゃんも、じっとしてないで手伝いなさい!」
またヒナが頬を膨らませて怒り出した。
こりゃ俺、完全に尻に引かれるな?