スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
「それで俺はなにをしたらいいわけ?」
「それじゃ、ダイちゃんはサラダに使うトマトでも洗って下さい」
俺が隣に立った途端、大きな瞳をキラキラさせやがって。
ホントに…ゲンキンなヤツ。
「……ヒナ」
「ひゃぁ!なに?」
ヒナの腰に手を回すと、予想どおりマヌケな声を出した。
「……ヒナ、好きだよ」
わざとヒナの耳元で息が吹きかかるように囁くと
化学反応を起こすかのように、ちっちゃな耳が赤色に染まる。
たまらねぇ。
つーことで、いただきます!
─────ガブッ!
「いっ、痛いじゃない!急になにするのよ」