スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

「ここじゃできないよ」


「ほら…いったん手を離してやるから。早くしないと本気で食われちまうぞ」


「できないって言ってるじゃない!」


「10だけ…待ってやる。1、2、3…7…8」




あっと言う間にタイムリミットに近づいていく。


「わぁ~ストップ。待ってってばっ!!」


「じゃ、ヒナも証拠を見せてくれるんだよな?」


「……わかったわよ。見せればいいんでしょ!見せれば……」


その言葉を聞いて、倒していた体をゆっくり起こしてやった。


「ではお願いします。ヒナが俺のボタン外して?」


「…え」


「あっ…それとも、やっぱり俺に食われたいとか?」
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