スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
ヒナと幸せの絶頂を満喫していたところに
『早川先生…至急 職員室にお戻り下さい』
そんなアナウンスが流れてきた。
「俺?」
「校内アナウンスだよ。先生たちがダイちゃんのことを探してるのかも。早く行かなきゃ!」
「てか、まだ…離れたくないんだけど」
「子供みたいなことを言ってる場合じゃないでしょっ!」
くそ、急に生意気な口をききやがって。
「ほら!ダイちゃん、急いで」
「……わかったよ」
────チュッ
「キャッ!」
「じゃ、行ってくる」
早業でヒナの頭にキスをして、俺は職員室に猛ダッシュした。