誠の桜に止まる蝶~沖田目線~
いまはそれぞれの追いかけているものも目指しているものも抱えているものも違う。

だけど、確かな絆がぼくたちをこうして集まらせているのだろう。

懐かしい顔ぶれに昔に戻った気分になる。

美月は龍王に楽しげに話しかけている。

沙「ねえ総司?」

総「なに?」

沙「もし、美月ちゃんなら龍王のお嫁さんに大歓迎よ?」

総「げほげほっ!!!」

突然の言葉に咳き込む。

蝶「ふふ。美月龍王さんのこと好きそうだもんね」

総「でも、まだ年齢的にも早い気が・・・」

沙「あら、あななたちが出会ったのだって蝶が16の時じゃない!!あきらめなさい、おとうさん」

蝶「あはは、子供の成長って本当に早いものだね」

総「早すぎる・・・・」

僕はしみじみと盃の酒を飲む。

沙織と蝶と白火は楽しげに話している。

総「土方さん」

土「なんだよ総司。」

総「気になっているなら早めに手を打たなきゃ誰かにさらわれちゃいますよ!!」

すると土方さんはめを見張る。
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