誠の桜に止まる蝶~沖田目線~
土「ばかいってんじゃねえよ、白火は俺と歳が離れすぎてるだろうが」

左「歳なんて関係ねえよ。寂しいが、土方さんになら安心して白火を預けられるしな」

総「そうですよ土方さん。そろそろ身を固める時期ですよ」

近「白火君なら沙織に似ていい妻になるだろうなあ」

土「てめら!勝手に言ってんじゃねえよ!!!」

だけど土方さんの瞳は少し嬉しそうだった。

蝶「ねえ総司、原田さん!!!」

左「なんだ?」

沙「あれ見て」

そう言われてみると朧と唄が仲つつましく話していた。

左「ああ、唄ももうそんな年齢なんだなあ」

沙「寂しい?」

左「そりゃあな」

沙「左之助さんには私が居るじゃない」

すこし悪戯っぽく微笑む。

左「っ!あいかわらずだな」

そしてそっと左之は沙織を抱きしめる。

この二人も以前と何も変わらない。

総「朧はやっぱり唄ちゃんが好きだったんだね」

蝶「ふふ、様子を見ていればわかるものね。きっとあの二人なら幸せな夫婦になるでしょうね」

総「僕たちみたいに?」

蝶「ええ!!」

そういって蝶は抱きつく。

本当にいつまでたっても甘えん坊だ。

まあ、そんなところも好きなんだけどね。
< 165 / 167 >

この作品をシェア

pagetop