ペット化宣言


「気付いたら空にいました!」

「嘘つけぇぇぇっ!」




即ツッコミを入れて来た金髪のお兄さん。

自分でも分かってます。
流石にこの言い訳は無理があるってことは。



でも、これ以外に周りを納得させるような言い訳が見つからない。




怪しんでくる金髪のお兄さんを見て私は覚悟を決め、船長さんを見据えた。







そのまま、私と船長さんは目を反らさずにお互いを見る。



そして、あまりの緊張に息をするのがしんどくなってきた頃、その停滞を脱したのは船長さんだった。











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