ペット化宣言


「っははははは!」


「っ!?」




いきなり笑い出した船長さんに驚いて体が跳ねる。


訝しげに船長さんを見ると、船長さんは私を立たせて言った。


「おまえ、面白ぇな…。名前は?」



「…中島柚李。」


「なか……?まぁいい。ユーリか。よし、決めた。」




船長さんは、私の周りにいる船員さんたちに向かって言った。




「今日からユーリをこの船に乗せる。」




「はっ!?」




その発言に、初めて船員さんたちと私の思いが一致した。











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