ペット化宣言


「この部屋、おまえ一人で片付けたのか…?」



「え、はい。」





ギロリ、と目つきの悪い目で私を見てくる。

こここ怖いよぉぉぉ!



恐怖で体を震わしていると、何か考えるように腕を組んだ船長さんは私を見て言った。




「思ったよりも使えそうなペットだな。」


「なっ!?」




ニヤリと笑う。

その笑いに、私は卒倒しそうになった。

………最早嫌な予感しかしない。





気落ちしていると、船長さんは私を部屋から連れ出し、とても大きな部屋の中へと引き入れた。











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