逢いたくて
「咲、一回休憩しよ。チアノーゼでてるししんどいだろ?止血もしないと」

渉はゆっくり私をベッドに横たえて酸素の管をつけた

点滴を新しくたててナースコールでなにかを持ってくるよう伝えてる

「わ…た………………」

「大丈夫ここにいるよ」

「ごめ…ん…な…さい」

「謝らなくていい」

「きらい…に…なる…?」

「なんないよ」

「もう…いや?」

「嫌じゃない。むしろ嬉しいしできるなら連れて帰りたい」

「渉…」

「ん?」

酸素のおかげでだいぶ良くなってきた

「好き」

「愛してるよ」
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