逢いたくて
渉はゆっくりと顔を近づけてキスをしてくれた

段々とキスが深まり吐息が絡み合う

「んっ…ン…」

そのまま私たちは湯舟の中でひとつになった

実はこれが私たちは初めて

渉はきっと待っていてくれたんだと思う

私のことを…

その優しさに感謝しながら私も渉の温もりに満たされていく

「大好き」

「愛してるよ」

ひとつになれたことでこんなにも幸せに満たされること…

初めて知った…
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