付き合ってるのよ?
そして、次は睨んで言った。


「二つ目も、メールのこと。あんた……なんで彼女の、綾乃をさしおいて、友香にさきにメール送ってんのよ?……暴露ないとでもおもったわけ?いなくなったのは少なくとも、私と綾乃と友香。なのに、一斉送信のところに、友香のなまえがないっていうことは、先に送ったってことになるのよ」


………あの。


俺はなんにも、言ってないのに、物凄いスピードで話を進めないでいただきたいんだが?
でも、さすが感は鋭いな



俺はもう何をしても、こいつには隠せないじゃんかよ。



そして一つため息をついて、美奈は言った。



「三つ目。これが1番重要」


俺はゴクンッとツバを飲み込んだ。



そして美奈は顔をあげた。


!?


今までは睨むかバカにした目だった。


でも、今は違う。


なんか……哀れんでるというか。


悲しいというか。


なんかそんな表情をしている。


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