理想恋愛屋
「どいつもこいつも…っ!!」

 ヒュン、と風を切る。

まさにお手上げ、むしろ手も上げられないオレは歯を食いしばって目を瞑るしかできない。


「いつまでやってんのよ…っ!」



 想いは伝えようとしなければ伝わらない。

だけど、聞く耳をもってくれないことだってあるんだ。



「この変態屋ぁぁぁああっ!!」



 スッパァァアアアアン!!





 ……―このオレのように。







【to be contiued…】



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