無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
「人聞きの悪いことを

言わないでほしいな・・・

これからは、仕事一本だから、

よろしく頼むよ、矢崎さん」


仙堂部長の微笑みは、

なんだか読めなくて、

瞬君も苦笑いで握手していた。


「竹内さん、

もう引継ぎは全部済んだ?」


「はい・・・

短い間でしたけど、

お世話になりました」


私はみんなに頭を下げた。


「大変だろうけど頑張ってね?

ランチは今まで通り、

一緒しようね?」


まゆみの言葉に、

私は満面の笑みで頷いた。

・・・

すべてを終えた私は、

副社長室に隣接された秘書室へ。
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