無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
「はい。

毎朝早く出勤するのが

日課になってしまって・・・

仙堂部長はなぜこんなに早く?」



私の質問に、仙堂部長は苦笑いをした。


「唐沢さんは凄いな。

引き継がれた仕事量が半端じゃないんだ。

よくこれを一人でしてたなって、

感心してた」


俊が褒められると、

私まで嬉しくなってしまう・・・



「私でよければ、

お手伝いしますよ?」


私はデスクの上にある書類を見つめた。


「・・・助かるよ。

じゃあ、この書類を頼めるかな?」


そう言って、

仙堂部長は、

私に書類を手渡した。
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