無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
これくらいなら、

私でも出来そうだ・・・


「竹内さん」


「何ですか?」


「唐沢さんの噂は聞いてるんだけど、

家でも、無口・無表情なの?」


「そんなことないですよ?

ちょっと人づきあいが苦手らしいです。

家では別人みたいによく喋ります」


私は笑いながら言った。


「…愛の言葉も言ってくれる?」

「え?」

笑顔で言った仙堂部長・・・

顔が引きつる私・・・

でもここは、冷静に対処しよう・・・


「そんなことは、仙堂部長には

秘密ですよ?

プライベートな事は、

聞かないでください」

…と、何とかあしらった。
< 19 / 234 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop