無口な上司の甘い誘惑②～究極の愛～

…ったく、あのお喋りバカ社長。

ある意味、

永遠子にバレルのが、

一番厄介なことになるのに・・・

「いかにも。

愛奈は、オレの大事な奥さんだよ。

だから、もし愛奈に何かあれば、

傷つけたヤツを許さない」


・・・

この言葉は、賭けだった。

女は何をしでかすかわかったもんじゃない。

脅していたら、

永遠子も、

愛奈には手だしが出来ないはずだし。



だが・・・


永遠子はオレの顔を見てクスクスと

笑った。


「何が可笑しい？」

「今の言葉って、

私に対する脅しですか？」


「・・・」