舞い散る花の導く先に
原「なんだかんだ言っても俺らは雅がいなくなったことをまだ受け入れられていないのかもしれねえな。」

新「掃除だってそうじゃねえのか?特に雅にちょっかいかけてたじゃねえか」

総「別に、そんなことないよ」

あああ、わかった。

沖田さんが私に優しい理由。

私が、雅に似ているからだ。

そして、みなさんは私に雅の面影を重ねていたのだろう。

結局私は、その程度の存在か。

そんなことをぼうっと考えていると手の力が緩んでしまい、おけが床に落ち勢いのいい音が鳴る。

新「なんだ?」

驚いて新八さんが出てきた。

私は、その場に居てはいけないとわかっていたが足が動かなかった。

新「く、呉羽ちゃん?」

私をみて新八さんが大声を上げる。

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