舞い散る花の導く先に
私は井戸で顔を洗い早速着替えて夕食の準備をする。

すると向こうから初めてみる人が歩いてくる。

呉「誰・・・・?っあ!!!」

私はおもわずその人を見て声を上げてしまう。

その人は私をここに連れてきた人物なのだ。」

山「すまない。少しいいか?」

呉「あ、はい。」

山「俺は山崎だ。密使を主に行っている。すまなかった。お前を雅と間違えてこんな目に遭わせてしまって・・・・」

深々と頭を下げる山崎さん。

呉「や、山崎さん頭を上げてください!!」

私はなんとか頭を上げるように頼む。

山「しかし・・・・」

呉「私、山崎さんのことを恨んでなどいません。」

そういうとそっと山崎さんはこちらを見る。
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