舞い散る花の導く先に
うまく二人の間をくぐりぬけたと思った瞬間誰かにぶつかる。

呉「沖田・・・さん・・・」

沖「あれ、呉羽ちゃん。どうしたのって・・・」

私の肩を見て顔色を変える。

急にめまいが起こりその場に私は座り込む。

土「ばかやろう!!そんな出血で動きやがって!!」

土方さんは部屋から清潔な手ぬぐいを持ってきて私の止血をする。

原「山崎を呼んでくる!!」

沖「呉羽ちゃん!!」

沖田さんの声が聞こえるが瞼を開けていられない。

私はそのまま意識を手放した。

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