舞い散る花の導く先に
呉羽の部屋へ向かうと平助が布団を敷き終えていた。

そっとそこへ呉羽の体を置く。

平「呉羽になにがあったんだ!?」

土「わからねえ・・・」

山「副長!!」

土「山崎か。こいつの手当てを頼む」

山「わかりました」

そう言って手慣れた手つきで作業をしていく。

誰もが黙って見守っていた。

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