大人的恋愛事情 SS
「繭としてると、マジで限界が早い」
私の腰を強く掴み動かないようにしているのは、どうやらそんな理由らしく。
自分的には不本意なのか、そう言って視線を逸らす男に湧き上がるのは、女である私のさらなる欲情と愛情。
ベッドに移動するという少々冷める行為を要求するのは、限界を少しでも先に送ろうとしているかららしく。
「好き……」
そんな男が愛おしく、思わず甘く囁くと一瞬呆れたようにふっと笑った藤井祥悟が私の身体を横に倒しソファに沈めた。
「あっ……待っ……」
突然の激しい動きに、止まっていたはずの欲情が再び目を覚まし、上になった男の素肌に縋る。
「やっ……」
ソファの背もたれに掛けられる自分の片足が視界に入り、突然目眩がしそうな羞恥が私を襲った。
反対の足はソファの下へと降ろされている現状は、私のすべてを藤井祥悟に晒すことになり。