百鬼夜行の主~番外編~
「お返しですよ。主様」
私が首をかしげようとした瞬間、何か冷たく、柔らかい感触が唇にあった。
………!!!??
よく見ると見慣れた整った容姿の鬼灯が目の前にいた。
鬼灯の顔が離れると同時に何があったのか理解する。
私の顔は沸点を軽く通り越し、ボンッという音がなりそうな位の勢いで赤くなった。
「鬼ず…!これは…その…あの…!!?」
思考回路が麻痺したからか、自分でも自覚できるくらい言葉が支離滅裂だった。
「お返し、ですよ。俺のアイス食べた罰です」
鬼灯は清々しいほどの笑顔で回答した。