月光花の守人
月が優しく二人を照らし、時々風が吹き花を揺らす。



マナトは肌寒いだろうと、少女に自分のマントを着せた。



少女が持ってきたクッキーとリンゴを手渡すと、マナトは不思議そうな顔をした。



「これなんだ?」

「えっと、クッキーはわたしが作ったの。リンゴはね、木になるの。食べるんだよこうして」



少女がリンゴをかじると、マナトも同じようにまねをする。



「うまいなこれ。初めて食べた」

「ふふっ。持ってきてよかった。でも、それじゃあ、普段マナトは何を食べてるの?」



当たり前の質問だった。



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