月光花の守人
太陽の光は苦手で、マナトは光の当たらない木陰にいた。


早く、月夜になればいいのにと思いながら月光花をぼーっと見つめていた。


その時、月光花が話かけてきた。


『マナト、マナト』

「……なんだ?」

『ヒナちゃんの事、怒ってる?』

「……怒ってるわけない、あるはずがない」


あるとしたら……。



『かなしいんだよね。ヒナちゃんと同じだったら、って思ったんでしょう?』



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