月光花の守人
そうなのだろうか。


同じだったら、何か変わったのかと、思案してもマナトにはわからない。


「オレは、ダメだな……」

『同じじゃなきゃ、いけない理由でもマナトにはあるの?

マナトはマナトでいいじゃない、自分を否定したら自分が傷つくよ』

「そうだけど……オレは、月光花でヒナは人間だ、ちがう存在なんだぞ……」


月光花が風で揺れる。



『それはちがう。ちがう存在だからなに?何も変わらない、同じように生きてる仲間、でしょう』



マナトの中で、何かが変わった。



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