不良だらけの危険なバイトッ☆
結局結果はいうと…
卓球台を解放してる時間は9時までらしく、管理のおじさんに止められて試合終了。
勝負は引き分けということになった。
だからこれでキスはなしになると思ったのに…
「頑張った俺にごほうびちょうだいっ」
藤堂くんが急にチュッと音を立ててあたしのほっぺたにキスをした。
ひゃわわわっ///
「と、藤堂君っ///」
みるみると顔が赤くなっていく。
「遼がいいなら俺もOKだよな?」
ニコッと微笑むと服部さんが反対頬にキスを落とす。
「服部さん…////」
顔を真っ赤にしているあたしに対して隼人はニヤリと笑う。
だけども…
目が笑ってない。怖いよっ!!!
「おい、てめえら。…ふざけんなよ」
恐ろしい笑顔のままそう言うと隼人はあたしの手を引く。
「は、隼人っ!?」
バランスを崩したあたしは隼人の胸に倒れこんだ。
「本当の恋人のキスってのはこうやってやるもんなんだぜ」
…ほえ?
マジな声があたしに降りそそいだ時には既に遅かった。
「ん、んんんんっ///」