不良だらけの危険なバイトッ☆
隼人の瞳が切なげに揺れる。
「必死に隠したってあんな状態で一人で何ができるって話だよな…」
隼人は窓の向こう、遠くを見つめていた。
きっと…ユキ君と一緒にいた時間が長い隼人達の方がずっと寂しいに決まってる。
あんなに仲がいいのに苦しんでるユキ君を見てるしかできないんだもん。
もどかしくて、切なくて…
「…ユキ君、早く元気になるといいね」
「そうだな」
あたし達は他愛のない会話を繰り返すしかできなかったんだ。
────・・・
「ただいま」
「あ、おかえりー!!」
家に戻ると藤堂君がニコニコと手を振ってくれた。
今日は水曜日でお店は定休日。
夕食を作るマスター以外は服部さんもユキ君もソファーでまったりしていた。
気にしないふりをしなければいけないとはいえ、どうしてもユキ君が気になってしまう。
チラリと横目でユキ君に視線を移した。
あ…
寝てる。