不良だらけの危険なバイトッ☆

ソファーでうつらうつらとしてるユキ君…。


でももはや寝てるというよりうなされているに近い。


苦しそうな表情を浮かべて、不規則な呼吸を繰り返している。


「……」


ユキ君…


そんな姿見てると悲しくなるよ。


マスターも隼人も…みんなの表情が暗くなる。


「最近のユキ、変だよね」


藤堂君がポツリと呟いた。


「ずっと具合悪そうだし、疲れてるんじゃないの」


服部さんもユキ君をじっと見つめていた。


それからは沈黙が流れる。


ただただ重苦しい空気が部屋中を包み込むだけで。


時計の針の音だけが規則正しく聞こえてくる。


……。


ゴーン


そんな中不意に時計の鐘が鳴り、音楽が流れた。


今のこの空気には似合わないオルゴールの可愛らしい曲。


5時を告げる合図。

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