不良だらけの危険なバイトッ☆

「ん……」


ユキ君が具合悪そうに目元を覆った。


…!!


「ユキ君!!」


皆の視線が再びユキ君に集中する。


「…っ……バイト行かなきゃ…」


ユキ君は苦しそうに呟くと体を起こす。


「おい、ユキお前そんな体でバイト行く気か?」


マスターが心配そうに問いかける。


「なんのこと?」


「なんのことってお前…ずっと調子悪そうだろ」


「別に…」


…ユキ君。


「どうしてそこまでして…」


泣きそうになる。


もっと自分の体を大切にしてほしいのに。


「…何泣きそうな顔してんだよ。俺は別にいつも通りだから」


ユキ君はポンとあたしの頭に手を置いた。


でも目は合わせてくれない。


でも…伝わってくる。


"この前のことは絶対言うな"と。

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