不良だらけの危険なバイトッ☆
涙が零れそうになる。
大好きな…
今でも大好きな人。
…さよなら。
あたしは両手でもう一度その手を包み込むように握っておでこを合わせる。
「……」
「ありがとう…さよなら」
顔を上げてあたしは精一杯笑った。
その時の隼人の顔に表情はないけど、あたしは一生忘れることがないだろう。
でも、もう振りかえらない。
あたしは全速力で走った。
ありがとう…
ごめんなさい。
幸せな時間は舞い降りる雪とともに…
終わりを告げたんだ。