不良だらけの危険なバイトッ☆

「こんなところにいたの?寒いでしょっ。とりあえず中に入ろう」


そう言いながらユキ君の肩についた雪を払った。


「…触るな」


ユキ君はすかさずその手を振り払ってくる。


いつもと同じ。


でも…ここで引き下がるわけにはいかない。


「嫌だよ」


「なんでだよ」


「ユキ君をこのまま一人になんかできない」


「別に…俺が何しようが俺の勝手だろ」


そう言ってユキ君は広がる街のはるか手前…


フェンスの下に広がる病院のコンクリートを見つめた。


冷たく…そしてすごく固い。


「勝手じゃない!!体調崩してるくせにこんなに寒いところにいて、また倒れちゃうよ!!」


「別にいいよ」


「よくない!!」


絶対に退いてなんかやらない。

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