不良だらけの危険なバイトッ☆

男があたしに手を伸ばした瞬間…


ユキがあたし達の間に入るように立った。


「おいてめえそこどけよ!!!」


「……」


ユキは男を睨みつけたまま、何も言わない。


それが怒りに火をつけたらしい、


「おい、なんか言えよバカ野郎っ」


男はユキに殴りかかってきた。


「そんな隙だらけの攻撃じゃあね…」


ユキが下を向いたまま笑う。


「俺は倒せねえんだよ!!!!」


バキィイィッ!!


思わず目を瞑る。


けれどもすぐに、辺りは静まりかえっていて。


おそるおそる目を開けた。


…瞬殺だった。


開けた視界には、みぞおちを押さえてうずくまる男の姿があった。

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