不良だらけの危険なバイトッ☆
「…てめぇ…」
悔しそうに睨みつけるが動けない。
ユキはその様子を、じっと見下ろしていた。
「何の騒ぎだ」
男の後方から声がした。
派手な格好の男達の、一番後ろから歩いてくる。
"黒虎"のメンバーとは違うシンプルな服装、
全身に黒をまとった青年だった。
「何してんだよ」
「す…、すいませんっ」
青年が睨みつけると、男はさっきとはうってかわって怯えた表情。
この人は…何者…?
あたし達の前で立ち止まったその青年…
前髪に隠れていた顔をあげた。
「………っ!!!」
あたしは絶句してしまった。