不良だらけの危険なバイトッ☆
ここへ来てよかった。
あたしは幸せだ、…心の底からそう思えた。
「…何泣いてるのよ。ここの人たちならそう言うと思ってたわ」
美月がそう言って、あたしの肩を叩いた。
「お父さんに頼まれて、一応来てみたけど、今日のことは言わないでおくわ。だから…大事にしなさい、ここのみんなのこと」
「美月っ!!!」
感極まって、あたしは美月に抱きついた。
「よしよし」と美月は頭を撫でてくれて。
「ありがとぅ…」
声がかすれた。
「でも…」
美月の表情が少し曇る。
「あんたのお父さんは本気よ」
急に低くなる声に、ドキッとした。