不良だらけの危険なバイトッ☆
「今、あんたを探すためにとある組織が動き出したの」
「そ、組織!?!?」
聞き慣れない言葉に、声が裏返ってしまった。
「そうよ。それも…超一流の。お金のためなら手段を選ばない、危険な組織」
「うそ……」
自分の置かれた状況は、今までにないくらい危険なものだと。
美月の表情だけでも、恐ろしく感じる。
「なんなんだよ、その組織ってのは……」
服部さんが、怪訝そうに問いかけた。
「あたしにだってよくわからないわよ。莉子のお父さんが組織を使ってでも見つける!って言ったのを聞いただけ。
あ、…確か名前は」
そう言って一瞬黙る。
「黒虎」
その瞬間、あたしの心臓は止まってしまうかと思った。
全員の目つきが、険しいものに変わる。
"黒虎"
「はや…と…」